初恋の歌をやや興奮気味で紹介するんじゃよー！

【初恋の歌】

わしは、サンタじゃ。つまり、ジジイなんじゃ。


ギャルゲー、ましてや、ノベルゲームなんて、やっちゃいかん。


やる権利なんてないんじゃよ。


ないんじゃ。。。


そして、ある朝


わしは、目覚めたのじゃ。


眠りからの目覚めではない。


老いからの目覚めじゃ。


こう言えば伝わるじゃろうか。



「好きな人が……できました」



ジジイにだって、ギャルゲーをプレイする権利はあるんじゃてー！！！


昨夜、インストールしちゃったんだってよーー！！！！！！！！

ナウいぜわし！ナウいぜ！いぇい！

とまぁ、あれじゃ。始まってすぐに心を鷲掴みにされるんじゃて。


それは何故かって？最初からの、わしの事が好きで好きでたまらん娘がおるんじゃよ。

困ったのー。機械の中にはどうやったら入れるんじゃろうか。


……あまりな、夢のない事を言いたくないんじゃが、結局は、アニメーションなんじゃ。

Live2Dというアニメーション技術が素晴らし過ぎてじゃな、2Dアニメのように細かい動きまで可能にしておる。

だから、わしは今でも心のどこかでは、この娘らは実在しているのかと思っておるよ。


リアルなんじゃもん。


しかもじゃ、数名の娘がおるんじゃ、誰を選ぶかによって、ストーリーが変わるんじゃよ。

お主は、誰と恋に落ちるかの。


結婚まで行くといいんじゃが。


そうそう、衣装を着せかえる事も出来るんじゃが、これがまたすごいんじゃ。


ギリギリのセクシー衣装があるからの。

わし、独占欲強いから、わしの写真は見せてやらんぞ。


わしの娘じゃ。


「ピンポーン」


お、誰かが来たようじゃ。。。


まさかあの娘！！！？

……それじゃあの。

23:20

 

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